JASVブログ第94回

 あかクリの水上です。ブログの更新がすっかり遅くなってしまいました。

 

先週は石川県の方へ行っていましたが、東海北陸道の高山付近では紅葉が見られると同時に降雪が見られました。診療所付近では暖かい日が続き、季節をあまり感じませんでしたが、この景色をみてもうすぐ冬だということ改めて認識しました。雪道を運転するのは怖いですが、見る分には本当に良いものです。

 

 奥村先生が前回ブログで書かれたように、APVSは盛況でしたね。アジアの学会というくくりだけではなく、世界各国から著名な先生がいらっしゃって数々のセミナーが催されました。

 個人的に印象に残っているのはアジアの疾病状況についてです。今回最初に聞いたセミナーということと同時に日本ではあまり耳慣れない病名が出てきたのでよく記憶に残っています。できることなら発生してほしくない病気もあり、農場防疫・地域防疫は大切ですが、それ以上に検疫の重要性を考えることになりました。

また日本の流通技術の高さを改めて知る機会になりました。全国各地を結ぶ高速道路のおかげで短時間のうちに輸送することが可能になり、輸送車の性能が向上したことでクール便が手軽に扱えるようになっています。長距離間の豚の輸送や人工授精用の精液が注文後すぐに届くのも流通の発達があってだと思います。便利になった分、一緒に病気が動く可能性も出ています。この点に関しては各農場の方々の防疫意識が必要不可欠になっています。

他にもたくさんのセミナーやポスター発表があり、盛りだくさんな学会でした。次回のAPVSが行われる2年後の養豚はどのような技術が増えているか楽しみです。

JASVブログ第93回

こんにちは。バリューファーム・コンサルティングの奥村です。また、更新が遅れしまってすみません。

 

さて、アジア養豚獣医学会(APVS)が1026~28日の3日間、つくば市の国際会議場で開催されました。VFCの地元であるつくば開催ということもあって、動衛研やJASVの先生方、そしてスポンサーになってくださった企業や出版社の方々など、たくさんの力がこの3日間の学会の成功のために注がれてきたことを目の当たりにしてきました。ですので、いよいよ当日を迎え、受付開始とともにアジア各国からの参加者でメインエントランスが熱気に包まれると、「とうとうこの日が来たんだな・・・」と感慨深い気持ちでいっぱいになりました。

 

養豚獣医師になるなどまだ思ってもいなかった4年前、私は大学時代の友人である牛島さん(当時、宮崎県のはざまさんに勤務)にフィリピン・マニラでのAPVSに行かないかと誘われました。なんでも、日本開催のための招致合戦があるんで、日本人の参加者が少しでも多い方がいいらしい・・・と。夏休みの予定もとくになかったので、100%遊び気分でフィリピンでのAPVSに参加しました。豚の専門的なことも、英語もほとんどわからない状態で。とうぜん学会の内容はほとんど覚えていないのですが、子豚の丸焼きがおいしかったこと、石川先生のAPVS日本招致のプレゼン、懇親会で呉先生の隣の席だったこと(呉先生にはこのときはじめて出会う)、などをずっと昔のことだったような不思議な気持ちで思い返しました。

 

今回のAPVSでは獣医学的な内容だけでなく、アメリカ、デンマーク、韓国などの先生をお迎えして生産者向けのセミナーも充実しており、このような学会の実現は今後もなかなかないのでは思います。全部聞けなかったのがとても残念です。また、今回痛切に感じたことは、この業界は(だけではないとおもいますが)、英語がわかることによって自分の世界が大きく広がるのだということでした。私は生産者セミナーでお招きしたコナー先生やネレム先生とお話できるチャンスがたくさんあったのに、どうしても英語の壁を超えることができず悔しい思いをしました。次のチャンスまでに、もうすこし英語力を磨いておこう!(と、小さく決意icon

 

私にとって今回のAPVSはただ参加するだけの学会ではなく、受け入れ側としての立場も体験することができ、とても思い出深いものとなりました。ご準備くださったすべての方々、ほんとうにおつかれさまでした!

 

   バリューファーム・コンサルティング 奥村

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