JASVブログ第152回

寒い冬には、化学繊維を用いた薄くて温かいシャツやタイツが、大変重宝します。ほぼ冬季は手放せません。ところが東京に住んでいる人々と食事をしたり、一緒にお風呂なんかにいくと履いていないことが多く、言葉には出しませんが内心は「目が点」状態で驚いています。化繊の下着の代表格であるユニク○のヒートテッ○を、当初は好きで良く着ていたのですが素肌の上に直接着ると、かぶれてしまいます。またメタボ対策で歩くだけで運動量が増えるというユニク○のイージーエクササイ○についても、どうも肌に合いません。私にはユニク○の化学繊維が合っていないのだと、最近気がつきました。

運動量と言えば、最近携帯電話の万歩計で歩数を測定しています。養豚場で1日普通に作業をしていると軽く10,000歩を超えることがわかりました。これは農場の広い狭いにあまり関係がないようです。しかしコンサルタントの獣医師として農場に入った場合は、せいぜい歩いて5,000歩です。個人の農家でコンパクトな農場では2,000歩(半日の仕事で)程度です。一般的な養豚の仕事というのはあっちへ行ったりこっちに行ったりと、いかにたくさん歩いているかがわかります。お給料をもらいつつ、ダイエットもできると考えれば少し得した気分になるのは、私だけでしょうか。

「私だけでしょうか」というフレーズで笑いをとった、だいたひかるさん、最近はあまりお笑い番組ではお見かけしないですね。でもテレビやラヂオなど幅広く活躍されているそうです。

ここまで書くのに、30分かかりました。

 

養豚の獣医師として定期的に農場に訪問するわけですが、私がお世話になっている農場のことを私はどのように呼んだらいいかいつも迷ってしまいます。

農場に行って単純に病気の豚を治療する仕事ではないので、「医者」と「患者」の関係ではありません。

また「クライアント」という言葉もありますが、私のイメージは「患者」という和訳が最も当てはまります。但し実際は「依頼人、顧客、得意先」という意味合いが強いようです。それでも、しっくりきません。「依頼人、顧客」と言われれば、「先生の指示は何でも聞くから、とにかく農場の成績をあげてください」的なイメージがあります。

豚のことを人間に例えるので、心証を悪くされる方がいれば悪しからず。小児科の先生が獣医さんなら、子供はかわいい子豚たち、そして母親が農場主といったとこでしょうか。繰り返しますが実際に豚の治療行為はほとんど行わないので、人間の医者を豚の獣医師に例えるところですでにつまづいています。

そんなことを考えていたある酒の席で、ある先生がこんなことを仰っていました。我々を例えるなら「コーチ、言ううなれば養豚コーチ」だと。なるほど、それだ!と私もあっさりと納得することができました。

私のイメージとしては、プロ野球の2軍のコーチです。若い選手を立派な選手に育てるために、本人の悩みを聞きまたは問題点を指摘し、コーチ本人の技術・知識・経験などを総動員して改善方法を提案する。当然改善案をやるかやらないかは選手の意志によるところが大きい。

選手本人が1軍で活躍出来る立派なプロ野球選手になりたいという望みがなければ、コーチも手助けすることはできません。またコーチと一括りに言っても内野手出身、捕手出身、外野手出身、走塁が得意、内野安打が得意だった選手などなどコーチに至まるでの道のりは様々です。

ということは養豚場の農場主とは「監督」ということになりますね。「チーム」を強くするために「コーチ」が補佐する。あ〜これですね、これです。

ブログを書きながら自分で納得してしまいました。

本題の「私がお世話になっている農場」のことをどのように呼んだらいいか、という問題は解決できていません。しばらくはこれまで通り「私がお世話になっている農場」と呼ぶことにしましょう。

 

栃木県 那須塩原市 フォーピッグ那須 福山聡

JASVブログ第151回

 

あけましておめでとうございます、あかばね動物クリニックの水上です。

 

渥美半島は“常春”という名で観光地として売り出していますが、雪は降らないかわりに風がかなり強く、暴風のような日も出てきます。カーテン管理をしている養豚場が多いので、台風が多い秋と冬場のこの時期は特に風をコントロールできるかどうかが鍵になっています。失敗すると肺炎が蔓延してしまうこともあり、数㎝の調整に神経をとがらせています。

 

 

 

1月最終日(実際は2月に入っています)ですが、私も年初めということで今年掲げる言葉をひとつ、「一目瞭然」これです。インターネットなど様々な媒体からのニュースや、日常生活で接触するもの・人など日々入ってくる情報は多く、処理できなくなると頭が拒否し始めてしまいます。けれど一目で判断できればすんなり受け入れることができると同時に記憶に残りやすいと感じます。

 

とりあえず実行したことは、事務所にある私の机の上は書類やファイルなどでごちゃごちゃになっていますが、クリアファイルの色分けで内容の分類をするようにしました。量は変わらないのに以前よりすっきりした印象を受けています。

 

農場内での「一目瞭然」の一つとしては母豚の配置図です。どの場所にどの豚がいるか分かり、事務所にいながらにして移動予定を組むことなどできるようになっています。

 農場配置図

人から見たら大したことではないかもしれないですが、自分なりに一歩ずつ進んでいけばいいと思います。