JASVブログ第164回

みなさん、こんにちは。栃木の福山です。厳しかった残暑もようやく落ち着いてきました。空気も湿った空気から乾いた空気に変わってきて人間には過ごしやすい季節となりました。しかしこの空気が変わるころになると、仔豚の連鎖球菌症が発生しやすく9月の第2週あたりから、急に発生する農場が増えてきました。対応は毎回大変苦慮します。基本的な対応は、検査を行い原因菌に感受性のある抗生物質を投与することですが、そう単純ではありあません。飼養環境と管理の改善、母豚の健康状態やPRRSウィルスの動きなどを確認する必要もあります。それでもなお、易々とは病気が治まらないものです。

連鎖球菌症のほかに対応が難しいのがスス病です。これもあらゆる方面から対応していかないと、簡単には改善されません。また一旦病気が落ち着いても、いつ再発するかわからない病気です。その他には豚赤痢やローソニア(出血性腸炎)なども対応が困難な病気です。・・・と考えていくと簡単に解決できる病気は少ないです。むしろ解決できない病気だからこそ今日まで残されてきているということでしょうか。

 

8月にJASVで行っているベンチマーキングの4−6月の結果が農場に送られていました。私の関与している農場では、今年から新規に参加した農場がいくつかあります。ベンチマーキングの結果は、中学や高校の成績表よろしく順位とAFの6段階の評価がつきます。

ここだけの話ですが、みなさん内心では、うちの農場は平均以上にはなっているだろうと思っていた感じがあり、いざ結果をみるとDやらEやらFの評価がついていて少なからずショックを受けていらっしゃいました。

とくに餌代に関しては、どの程度なら安いと感じるのか様々でした。というのは、うちは餌代が安い方だと思っていたところで意外とE評価だったり、餌代の単価はそこそこだけど意外と使用量が多くてF評価だったりと、農場の感覚と実際の評価に大きな差が出ていました。もちろん餌代については地域差というのは出てきますが、それ以上の開きがでているようです。

ショックを受けるのは良い事で、ますます上を目指して励んでいけばよいと思います。また私も評価Aを目指してお手伝いに励みたいと思います。

まだベンチマーキングは最初の4半期が終わったばかりで、1年を通してみなければ正確な評価はできません。また今回から参加する農場も増えて、まだ100%信頼できるデーターの数値にはなっていないと思います。

途中からでもベンチマーキングには参加できますので、興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。

JASVブログ第163回

こんにちは!

ご無沙汰しています、サミットベテリナリーサービスの石関紗代子です☆

 

先日はお休みをいただいて、旅行に行ってきましたよ~♪

旅行は気分転換になりますね☆心が軽くなった気がします。

みなさんも、息抜きを忘れずに、頑張っていきましょう!

 

さて、先週末は岩手大学で日本獣医学会があり、ドキドキの口頭発表をしてきました。

豚の演題は少なくて牛やペットに比べればかなり少数派ですが、今回は「産業動物」部門でまとめて5題、豚の演題が続きました。続けて配置していただけると聞いている方も助かりますね。

これから、豚の発表が徐々に増えていってくれることを祈っています!

私自身も、仕事の成果がまとまったら、適宜発表していきたいと思っています。

何か発表をまとめるのって、自分のやってきたことに区切りを付けてあらためてまとめる意味もあって、大事だと思います。

特に私たち、臨床をやっていると、どうしても毎日のことに流されがちになってしまうためです。

あえて区切りをつけてまとめる。これが意外と大事なことなんだなとあらためて感じます。

 

そして日々養豚場に行っていると、正直わからないことがたくさんあります。でもそれはまだまだ勉強&研究の余地がたくさんあるということ。

自分自身も情報を収集するだけではなくて、情報を発信しながら勉強して、生産者さんのためになるような仕事をし ていきたいと思っています!

まだまだ長い道のりになりそうだけど、同じ方向を目指している仲間もいるし、日々を楽しんで少しずつ前進していきたいです☆

 

(有)サミットベテリナリーサービス

石関 紗代子

posted by JASV at 19:11home