JASVブログ175回

こんにちは、栃木の福山です。じめじめの季節、いやですね。湿度が高く30度近くったときのべたべた感、堪らなく嫌です。今調度朝のニュース番組で「25度以上で湿度が60%を超えると、救急搬送されるヒトが多くなる。」と言っています。豚も全くその通りで、25度を超えてくると暑熱ストレスによる繁殖成績の低下がみられます。むかしは良く30度を超えると・・・という話を良く聞きましたが違います。母豚を見ていても、雄豚の精液性状を見ていても25度が境界線だという事はよくわかります。

暑さを和らげるにはとにかく乾燥させることです。水を使い過ぎて逆に湿度が上がって母豚が熱中症になっているということもよくあります。またクーリングパッドも良し悪しで、トンネル換気を取り入れて十分な風速を得られる豚舎では、効果がありますが豚舎内にいる人間が風速を感じることのできない豚舎では逆効果になることが多いです。またクーリングパッドの埃による目詰まりは冷却効果を確実に落とします。この埃を落としたくてもクーリングパッドを外すことができないことが多くあります。クーリングパッドを新たに設置される予定のある方は、十分な風速とクーリングパッドの取り外せることの2つを重視しましょう。

 

我が家は駅に近いところにあり、部屋から東北新幹線がよく見えます。一昨年デビューしたエメラルドグリーンの「はやぶさ」と、昨年デビューしたジャパニーズレッドの「こまち」が走っているの姿は実に格好よく、走り去る新幹線に見とれることがしばしばあります。昔の白を基調とした新幹線は特に格好良さは感じず、通過するたびに新幹線の騒音はうるさいなあとしか思っていませんでした。家が駅に近いので踏切を通ることが多く,通勤途中で踏切に引っかからないように家を出る時間を計算して出るようにしています。それでもたまに踏切が閉まっていることがあります。あれ?と思っていると寝台特急の「カシオペア」が通り過ぎていきます。これも格好いいなあと思いカシオペアを見れたから踏切で足止めされて逆に良かったとさえ感じます。学生時代はサークル活動でサヌーで全国の川をツーリングしていたのですが、夏に北海道の釧路川を下ったあとに色々寄り道をしながら、青春18切符で東京まで何度か帰っていました。その頃ことを若干思い出しつつ、いつかは寝台特急の旅をしてみたいものだと思いながら通り過ぎる列車を見送ります。朝の7時過ぎに通り過ぎるので食堂車両に人が集まっているのはわかるのですが、ついでに寝台特急に乗っている乗客はどんな人たちだろうと思い、じっと見つめているのですがさすがによくわかりません。見た目が良いだけで、受ける印象が180度変わってしまうものだと、これを書きながらつくづく思ってしまいました。美男美女然り?農場に関しても豚舎の周りを整理整頓して花等で飾り付けておくと違うだろうと、強引な結論にしてみました。

 

話題をもう一つ。私が豚のコンサルとして巡回しているなかで、妊娠鑑定を依頼される農家さんが複数あります。基本的に私が作業着や長靴、採血時に必要な採血管などの道具を農家さんに持ち込むことはなく必ず農家さんに用意していただいています。これは防疫上最低限必要なことだからです。しかし妊娠鑑定器だけはどうしても、私の所有している1台を持ち込まなければなりません。当然使い終わった後には毎回水拭きしてアルコールで消毒をしていたのですが、もっと衛生的にできないかと何度か試行錯誤をした末に行き着いたのが写真です。見て下さい。まず画面のついた本体部分は「シャワーキャップ」を前後合わせて2枚つけます。くるくるしたコード部分は濡れた傘をいれる「傘袋」、首に吊るす紐はエプロンの紐等に使う「太い紐」を使います。これでほぼ外部と接触する箇所はなく、使い終わったとは取り外し捨てるだけになります。その後アルコールで消毒して片付けておきます。豚に当てるプローブ部分は、サランラップを付けたりしたのですが画面の解像度が落ちしてしまうので、ここだけはそのまま使います。しかし凹凸が少なく拭きやすいので水洗消毒で対応しています。あまり一つの道具を複数の農場で使い回すことはないでしょうが、何かの参考になればと思い、それと私の力作??をご覧頂こうと思い紹介してみました。

妊娠鑑定器.jpg