JASVブログ176回

こんにちは、栃木の福山です。

東日本の今年の夏は涼しくていいですね、曇り空が続いていることもあって夏なのに最高気温が30度前後の日が続いています。農作物には日照不足の影響はないのでしょうか。この天気で何とかお盆までいってほしいものです。私がまだ少年だった20年前は、最高気温が30度前後が多かった気がします。最近5年ほどでしょうか、35度を記録するようになったのは。35度を記録すると30度さえも今日は暑くないなと思ってしまうのは私だけではないと思います。実際外で仕事をしていると30度で湿度があると暑いんですけどね。

 

私が比較的獣医さんのなかでは若いということもあってか、最近地域の若い養豚家の勉強会・懇親会に出席したり農場に訪問することが多くなりました。農家さんで若いと言ったら皆さん幾つくらいを想像されるでしょうか。今の農業従事者の平均年齢は65.8歳ということですから、50代60代でも若い人と言われることでしょう。しかし養豚家の若者というのは、20代30代でまさに若者そのものです。地域の若者の集まりの場合、企業養豚に勤めているのではなく、家族または数人の従業員を雇っている母豚規模で100〜200頭の農家さんが多いです。若者が自分の農場に入るきっかけというのは様々でスムーズに農場に入った人の方が少ないように思いますが、実に熱心に仕事をされています。その若者のうち、すでに経営に関わっている方もも多くいて、彼らの積極性というのは半端ありません。とにかく自分の農場をよくしたいという熱意があり過ぎて、ときには親子で衝突することもあります。多くの場合親が妥協していった方が子は伸びることが多いように思います。この点、企業養豚に勤めている同年代の人と比べると迫力が違います。どうしても企業の場合上司と部下、または年長者(経験者)と若輩者の関係が大きすぎて若い人が積極的に考え実践できる機会が少ないように思います。これは失敗を恐れるあまり経験状確実にいいと思ったことしか実践に移せないからではないでしょうか。その点個人の農家さんの場合、実践する前に私のような獣医さんに聞いたり周りの養豚仲間に聞いたりまたは実際に農場に見に行ったり、できるだけ多くの情報をいれているのも特徴的なことだと思います。

私は農場で働いていたり勉強会に出席して話し合ったりできる若者に会えると大変刺激を受けますし、仕事に充実感が生まれます。そういう意味では私も若い獣医さんということで刺激を与える存在になっているのかもしれません(そうだと嬉しいのですが)。

養豚戸数が年々減り続けており、大規模化の進む養豚業界ではありますが、私は家族経営で熱心な若者のいる農家さんを一生懸命に支えていきたいと思っています。