JASVブログ第193回

こんにちは。

㈱ピグレッツの森野寛子です。

ようやく春めいた気候になってきて、外の仕事が気持ちいい時期になりました。

 

そんななか、とある農場へ出向いたときのこと。

ちょっと広い豚房の中にいる、2匹の若い豚くんたちと目が合いました。

「か、かわいい~~!」

 

豚くんたちは、この農場産まれのオス豚。

繁殖メス豚たちの発情を刺激するためのオス候補豚のようです。

この農場では、種付けはすべて人工授精でされているので、オスの血統はあまり問われず

「オスであればいい」ということで、見た目がデュロックっぽい子豚が生まれたら去勢せずに残されているようです。

 

この「デュロックっぽい若い豚」がめちゃくちゃかわいい!

あまりの可愛さに、持参していたカメラでその姿を激写しようとしますが、豚くんたちはとても好奇心が強いため、私が近づくとウロウロ歩き回り、なかなか可愛いショットが撮れません。

動物を撮影するのって難しいなぁ~

 

と、農場に来た用事とはまったく無関係なことに時間を費やしている自分にふと気づき・・

サボっている場合ではない!とわれに返りました。

 

私は獣医師になって早や20年近く。

動物から離れた仕事をしていた時期もありましたが、これまで日々動物と接してまいりました。

それなのにいまだ「豚が可愛い!」と感動しています。

 

そんな時ふと思い出すのです、高校時代のことを。

私は子供の頃からずっと「獣医師になりたい」と思っており、高校生になっても進学希望の大学はすべて獣医学科だったわけですが

数学と理科が苦手という、致命的な問題をかかえておりました。

模擬試験の結果はいつも、志望校に合格する確率は20%以下・・という惨憺たるもの。

当時のクラス担任で、生物の先生でもあったイノダ先生(女性の先生です)には、まじめにこう言われました。

「アンタ、動物が好きということだけでは獣医にはなれへんで。獣医というのは、好きなだけで出来る仕事じゃないんやで。」

(関西弁のイントネーションで読んで下さい)

 

きっと、自分の出来の悪さを棚に上げて、夢ばかり追い続ける私を戒めたかったのでしょう。

そして、生物の先生であるからこそ、命を扱うことの難しさもお分かりだったのだと思います。

 

その当時は「そうなのかなぁ、好きなだけでは出来ない仕事なのかなぁ」と思ったりしていましたが

今、イノダ先生にお会いできたらこう言いたい!

「先生、獣医師というのは、動物が好きでなければ出来ない仕事ですよ。」と。

好きだからこそ、動物たちが出来うる限り快適で気持ちよく過ごせるためにはどうしたらいいか?を常に考えられるのではないでしょうか。

それこそが、仕事へのモチベーションにつながっていると思っています。

 

農場の方も同じではないでしょうか。

「かわいそう」とか「可愛い」とか

そんな気持ちが、自然と大切にお世話をすることにつながっているのだと思います。

 

いつかは殺されて食べられてしまう家畜たち。

でも、生きている間は出来るだけ慈しみ、最後は美味しく食べさせてもらう、

この気持ちを忘れたくないなぁ、といつも思っています。

 

以下ひとめぼれした豚くんたちです。

カメラマンの技量不足にて、その可愛さは写しきれませんでした・・・

 

 

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JASVブログ第192回

JASVブログ

 

 みなさんこんにちは!()サミットベテリナリーサービスの渡部 佑悟です!

 

先日の大雪はみなさんお怪我などありませんでしたか?群馬では2週連続で記録的な大雪が降りました。その時の2回目の大雪の時、アパートの前で撮影した写真を掲載します。(下写真)

 

道路に出るまでの道を雪かきしたのですが、道路では多くの車が立ち往生していたので結局この日は自宅から出られませんでした。

僕の大学は岩手県だったので雪には慣れていたのですが、関東に降る雪は東北に降る雪と違って最悪だと痛感しました。1番の違いは雪の“重さ”です。関東は気温が暖かいので“みぞれ”に近い雪になります。それをスコップで持ち上げるのはとてもとても重労働です。僕も久しぶりの雪に興奮しつつ張り切って雪かきをしたのですが次の日には筋肉痛になってしましました。

一方岩手の気温は寒く真冬は一日中氷点下の日が続きます。気温が氷点下であれば雪は全く解けないのでとても軽く(“粉雪”)、固まる前に雪かきができれば竹ぼうきでも雪かきができます。そして2番目の違いは関東の雪は滑るということです。関東で雪が降るとニュースで歩行者が滑っている様子や交通状況がマヒしている様子が流れます。東北にいる人は「たかだか10㎝で大げさな」と多少鼻で笑いながら見ているのですが、実際に関東の雪は東北の雪よりも滑るのです。東北は雪の上を歩いていても車で走っていても“キュッ!キュッ!”とグリップが効いているのが分かります。しかし関東の雪は水分が含まれているためズルズルと滑り大変危険です。おまけに雪に対する意識も低いので東北にあるような設備(除雪機や重機、雪捨て場、雪かきシャベル)もありません。近くの重機を持っている農家さんが自主的に雪かきをしてくれるという状況でした。なるほどこれなら関東の雪はパニックになるなと理解できました。

このような非日常にどこまで準備ができるのかが何事にも共通して大事だと思います。僕自身もスコップが無く隣の人から借りてしまいました。反省反省。。

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JASVブログ第191回

 

JASVブログ第191回

 

 

 

JASVブログをご覧の皆様、こんにちは。エスエムシー株式会社の谷口笑子です。

 

少しずつ寒さも弱まり、暖かい日差しも見られる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?私の周りでは雪もほぼ溶け、3月に入りやっと日常の生活を取り戻しつつあります。

 

さてさて、310日~13日は豊浦獣医科クリニック主催の初級養豚講座が開催されます。この講座は養豚場で働く新入社員の方や農場の後継者、養豚の基礎を復習したい方を対象に、社会人としてのマナーから飼養管理の基礎を、講義・実習を通して学んでいただくもので、豊浦獣医科クリニックの主催で34日の合宿形式で毎年開催しています。私も参加させていただいており、このたびは精液検査実習の講師を担当させていただくことになりました。

 

講義の内容から時間配分・必要な資料などを一から準備して、講習を受ける方に伝えることは自分にとってとても勉強になります。先日受講したセミナーで、「学ぶ」ことは、読むことで10%・聞くことで20%・見ることで30%・見て聞くことで50%・他の人と話し合うことで70%・自分で経験することで80%・他の人に教えることで初めて95%まで到達できると聞きました。「他の人に教える」にあたり、普段行っている検査のもつ意味や結果について改めて調べたり確認することで理解を深め、人に説明できるようになってこそ、初めて自分のものになると実感しているところです。講習の様子や内容はまたの機会にご報告できればと考えていますが、「人に物事を伝える」といった機会を与えていただけること、準備に協力していただいている方々に感謝の気持ちを忘れずに、有意義な時間にしたいと思います。

 

 

 

おまけ***先日会社の仕事仲間と栂池高原に行ってきました。たまにはお仕事から一歩離れたところでお互いを知る機会を設けることも重要ですよね。

 

栂池高原

 

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