JASVブログ第211回

こんにちは、(有)あかばね動物クリニックの水上です。

雨が良く振りますね。愛知県は全国的に見ても雨の少ない地域なのですが、今年は例年よりも降水日が多く、気分がジメジメしてきます。そんな気候の中でも田原名産のキャベツはすくすく育ち、畑は一面きれいなグリーンに彩られています。他の野菜もよく発育しています。豚肉と野菜でバッチリ栄養をとって、風邪に負けない体を作りましょう!


さて、養豚業界ではPEDが広がりを見せる一方、人でも世界中で拡大傾向にあるエボラ出血熱を筆頭に、デング熱、風疹、はしかなど、過去に発生があって再度流行が見られる「再興感染症」が続々と頭をもたげてきています。人間が完全に撲滅に成功したと言える感染症としては「天然痘」と「牛疫」の2つのみなので、日本に今いない感染症もどこからか侵入する可能性があります。これらの再興感染症がなぜ今になって確認され始めたのか?理由ははっきりしていませんが、潜伏・増幅した病原体が宿主や何かに付着して伝播したと考えられます。病状や対策など分っていない豚の感染症が農場内で発生した場合にできることは何でしょうか?考えるだけでゾッとします。

そのような豚の感染症について情報を知る機会として、来年6月に京都で開催される「国際新興・再興豚病学会」があります。

http://emerging2015.com/ (日本養豚開業獣医師教会のホームページ上にもリンクされています)

ここでは世界で注目されている感染症についての新鮮な知見が得られます。また日本国内だけでなく世界中から養豚関係者が集まるので、情報交換をするための有意義な場所になると思います。今から予定を開けておいて、皆で参加しましょう!

JASVブログ第210回

こんにちは。

㈱ピグレッツの森野寛子です。

 

立冬も過ぎ、いよいよ本格的な冬が近づいてまいりました。

全国的にも、散発的にPEDの発生がみられています。

気温が低くなるこれからの季節、PEDの惨禍にみまわれる農場がこれ以上出ませんように、と祈るばかりです。

 

さて先日、大学時代のクラスメイトたちと久々に会う機会を得ました。

同窓会、というほどのものではありませんが、連絡を取り合っている仲間内で「都合がつくもの集まれ!」という呼びかけをいただき、12人が東京の居酒屋に集結いたしました。

 

12人中、小動物の臨床に関わっているのが9名、公務員で食肉検査所にいるのが1名、専業主婦1名、そして養豚にかかわっている私1名、といったメンバー。

大学卒業以来、20年ぶりに会った人もいましたが、会った瞬間から何の遠慮もなく冗談を言い合える仲間たちです。

 

大学のキャンパスが青森県十和田市にあり、ほとんどの学生が親元を離れて一人暮らし。学生アパートも大学の周辺にかたまっており、同級生たちとは家族同然のつきあいで過ごして来ました。

風邪をひいて寝込んでいたら必ず誰かが食べ物を持ってきてくれるし、試験前はお互いの部屋を行き来し、情報収集、いや勉強に励んできました。

 

その当時はみんな若くて無鉄砲で、「まともな社会人になれるのか?!」とお互いに思っておりましたが

久しぶりに会ったみんなは、冗談を言いながらも、まじめにひたむきに仕事に取り組んでいる姿が垣間見えます。

開業して10年くらい経っているメンバーも多く、院長先生の貫禄も感じられたり。

青森で開業している友人が、東京でのセミナーに参加し、今回の飲み会にもちょこっと顔を出し、新幹線でとんぼ返りしていき・・

頑張っているなぁ、きっと良い先生なんだろうなぁ、としみじみ感じいって、私も終電で帰ったのでありました。

 

獣医師といえば、一般の方々のほとんどの認識は「犬猫病院のお医者さん」。

今回集まった同級生たちも、ほとんどがその仕事に従事しています。

私は犬猫の臨床経験はまったく無く、犬猫病院では何の役にも立ちませんが

犬猫の世界にいる友人たちは、豚のことをほとんど知りません。

けれど、おきている事象を科学的に考え、できる限り最良の方法で解決していこうというのはまったく同じ、そしてどれだけキャリアを積んでも「生涯勉強しなければならない」というのもまったく同じだと思います。

 

これからも常に謙虚な気持ちで物事に向かい、動物たちを通じて人々の幸せに寄与していきたい、そんな思いでいる今日この頃です。