JASVブログ第226回

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 こんにちは、()あかばね動物クリニックの水上です。

 本ブログでも何度かご紹介いたしましたが、「第7回国際新興・再興豚病学会」が京都で621日~24日にかけて開催されました。過去に日本で開催された国際的な養豚学会としては2009年に筑波で開催されたAPVSがありますが、それ以来のことになります。

 名前の通り国内外で新規に、あるいは一度収束して再び表在化してきた疾病を中心に取り上げられています。例えば、2014年から日本国内で継発しているPED2010年に宮崎で発生した口蹄疫や日本では未発生のアフリカ豚コレラが挙げられます。

私は豚コレラなどを直接見たことはありませんが、見ないに越したことはないと言われます。確かに動物検疫による水際防疫、各地域・農場におけるバイオセキュリティが十分機能していのであれば病原体が侵入することは極めて低く、接触することはありません。

一方で、知っておくことは大切なことだと特にPEDを通じて感じています。病原体の侵入経路や拡大を防ぐ方法、症状や治療・予防方法など、発生している地域は気の毒に感じますが、そこで培った情報や経験を収集することで、事前の心構えができます。

 

学会内容は今後のバイオセキュリティを考える上で勉強になりました。それに加えて大切なことも学びました。「コネクション」です。世界で活躍されている先生やOIE(国際獣疫事務局)の方々、はたまたインテグレーションを構築されている人物など数多くの方が遠い日本の地にみえました。現在ではインターネットで容易に情報を入手することができますが、生の声を聴くことに勝るものはありません。4日間という長丁場でしたが、講演中は瞬く間に時間が過ぎ去っていきました。

 

今回急用で参加できなかった方、より多くの方と会いたい方は、10月にフィリピンで開催されるAPVSに行ってみてはいかがでしょうか?さらに来年はアイルランドでIPVSが予定されています。「コネクション」はいつからでも作ることができます。