JASVブログ第234回

みなさんこんにちは!()サミットベテリナリーサービスの渡部 佑悟です!

最近は朝晩気温が下がり、養豚場でも肺炎症状を呈する豚が散見されます。肥育豚の胸膜肺炎(App)による事故率が高くなっている農場が多いと感じます。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

 

今回は103日に駒沢オリンピック公園にて開催された。“動物感謝デー”についてレポートさせて頂きます。

 

“動物感謝デー”は、日本獣医師会が主催し、2007年から毎年秋に行っているイベントです。全世界的な取り組みである“ World Veterinary Day”に合わせて、動物(ペット、家畜)やそこに関わる獣医師、獣医療の社会的な役割や重要性、そして動物の健康を守ることがいかに自分たちに関わりの深いことかを国民の皆さんに知っていただくことを目的として行っているものです。

 

ブースでは全国の獣医系大学や関連企業、地方獣医師会や協同組合まで、幅広い分野の獣医師が一同に会して、それぞれの分野で参加した来場者をもてなしていました。

そして私達JASVは今回初めて動物感謝デーへ参加しました。展示内容は養豚獣医師の仕事内容やJASVとしての仕事紹介など。このほか、来場者へ養豚に関するアンケートを行いました。普段養豚獣医師にも養豚にも関わりのない方々が沢山私たちのブースに来てくださり、私達がどのように養豚に関わっているのかを紹介することが出来ました。日頃から豚肉を食べている方は沢山いますが、その生産現場に獣医師が関わっているということはほとんどの方がご存知ではなかったので、その事を知っていただく良い機会になったと思っています。アンケートを取りながら伺った話でも、「豚を生産するのは大変だと分かった」「豚肉は養豚農家と獣医師が二人三脚で作っていると分かった」という声が聞こえたので、今回の様な多くの人に理解を深める機会が今後も必要だと思います。

当日の会場内の様子はhttp://doubutsukansha.jp/2015/access/index.htmlでも紹介されておりますので、そちらも併せてご覧下さい。

 

写真:JASV(伊藤理事提供)

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()サミットベテリナリーサービス

 渡部 佑悟

JASVブログ第233回

 

 

 

皆様、こんにちは。

 

エスエムシー株式会社の谷口です。

 

少しずつ夜はひんやりした空気を感じるようになってきましたね。季節の変わり目、体調管理に心がけようと自分の生活習慣を戒めているところです。

 

少々前の話になるのですが、13日間にわたりアメリカの養豚関係の様々な施設を見学しWorld Pork EXPOに参加させていただく機会がありました。World Pork EXPOは、アイオワ州デモインで開催される世界最大級の養豚機材展示会です。各メーカーの最新の機材の展示ブースが設置されており、実際に最新機器に触れ、説明を聞くことができます。また、同敷地内でピッグショーも行われており、食用の豚とは異なる形の豚を見ることができます。

 

とても広い会場で、各場所でショーや展示が行われており、全てを見て回ることはできなかったのですが、実際に私も各社のブースでは最新のAIカテーテルや分娩柵を見たり、外の会場では出荷トラックを見たり、別の会場ではピッグショーを見たりと、様々なものを見ることができました。ショーピッグのための養豚があることは知っていたのですが、それを行う人たちや豚を実際に見ていると、豚との関係は(ペット(というより家族?)のようでした。主従関係がしっかり成立していて、まるで飼い主と犬の関係のようでした。

 

World Pork EXPOの他にも、換気扇メーカーで換気扇の製造、農業機材メーカーでトウモロコシや大豆などを貯蔵するタンクなどの機材を作る工場、穀物畑管理用ソフトや機器を取り扱っている会社、AI用の精液販売会社、トウモロコシを利用しエタノールを生産するバイオエタノール工場見学、Iowa大学で大学内を見学してSteven J. Hoff 先生の畜舎の構造と空調管理についての講義を受け、母豚4000頭規模の繁殖農場を見学したり、スーパーマーケットを視察したりと、13日間で様々な分野にわたって養豚に関する知識を得ることができました(写真参照)。全体を通して、アメリカと日本は飼養形態や規模、飼養環境など異なる点が多々あり、数字に基づく理論的養豚であると感じました。参加させていただいたツアーは、換気についてのセミナーや機材の見学が多く組まれていたため、普段深くかかわることが少ない用語や仕組み、特に、PRRSのような疾病対策に使用して様々な試験結果が報告されている空気フィルターについて実際に見学することで知識を深めることができました。また、分野や職種は違っても同じ養豚に関わるお仕事をしている方々と同行させていただくことで、異なる観点で見学ができ、良い刺激となりました。今回同行させていただいた方やその他関係者の方々に深く感謝の気持ちを持って、実際に得た知識を、普段の検査の中に活かしていきたいと思いました。

 

 

 

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