JASVブログ第265回

皆様こんにちは、(株)ピグレッツの平石です。


2018年になって早2ヶ月が経過し、月日の早さを身に染みて感じております。もう3月となりますが、下旬から関東ではお花見シーズンが始まりますね。僕は大学が北海道だったのでお花見シーズンが5月上旬からでした。関東でもうすぐ桜が見られることに今だに驚きを覚えます。去年はお花見ができませんでしたが、今年はお花見に参加したいと楽しみに思っています。

就職してもうすぐ丸2年が経過しようとしていますが、まだまだ勉強不足だなと実感する場面に遭遇する毎日です。日々新たな知識や経験を身につけると同時に、これまで国内外の多くの学会にも参加する機会をいただき勉強してきました。そこで得た知識なども今後契約農場の皆様に還元していきたいと思っています。

また、最近と畜検査員の方とお話しする機会も多く僕自身も農場で病勢鑑定を行っておりますが、自分とは違う視点で検査している方の話は刺激的でとても勉強になりました。ピグレッツで関わっている農場の豚が病気に負けず、美味しく安全な肉が多くの消費者の食卓に届くよう獣医師としての技術に磨きをかけ今後も切磋琢磨していこうと思います。

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JASVブログ第264回

 こんにちは、あかばね動物クリニックの水上です。


 現在、韓国では冬季オリンピックが開催されています。時差がそれほどないため、生放送を見ても夜更かしすることはなさそうです。あまり縁がないスポーツでも自国の選手は応援したくなりますね。オリンピックは冬季と夏季があり、2020年は東京で開催されます。プレゼンテーションで使われた「OMOTENASI」が流行語になったのは2013年ですから、東京オリンピックもあっという間にやってきそうですね。


2020年は教育現場で一つの改革があります。それは小学校でプログラミング教育が必修化されるというもので、世界各国ではすでに進められています。日本のITエンジニア人口は2014年時点で84万人とまだ少ないです。しかしながら、直近の生産年齢人口は6500万人、全体としては減少傾向にあるなかでも増加傾向にある分野であるため必要性が高まっています。話は変わりますが、生活に必要な教育として「読み書き算数」があります。一般教養であり、生きていく上で必要なものだからです。そこに「プログラミング」が必要になるとも考えられています。専門的にプログラミングができる人を育てるのではなく、誰もが、例えば養豚に携わっている人が当たり前のようにプログラミングができることを想定しているようです。アジア、アフリカを除いて少子高齢化が進む中、人工知能やアプリケーションを用いた労働が必要になってくるでしょう。


 同じ畜産分野である酪農業では着実にIT化、機械化が進んでいます。数十年前の酪農は、1軒に数頭だけ搾乳牛がいて、人が手搾りでバケツに牛乳を搾るというものでした。それが乳牛の性能向上により乳量が増加するとともに、大規模化していく中でフリーストールやフリーバーン、いわゆる群管理にシフトしていきました。ミルキングパーラーと言う搾乳専用の場所を設けることで作業が効率化、一人当たりの管理可能頭数は増えていきました。それでも人手は不足し、外国人研修生の就労割合が増えてきています。最近では出向元の国の経済発展などに伴い人材確保が難しくなっているとの話も聞きます。そこで注目されているものがロボット搾乳です。

 ロボット搾乳とは、その名の通り機械が自動で牛から乳を搾ってくれるものです。言葉にすれば簡単ですが、衛生的な牛乳を搾乳し、乳牛自身も乳房炎にならないように管理するため、何段階もの作業工程が組み込まれています。導入件数はまだ少ないながらも、大規模農場では検討されています。

 スマートフォンなどを媒体としたアプリケーションによる管理も進んでいます。主に繁殖、出荷、疾病管理などをクラウド管理しています。それまでは紙ベースであったものをデータ管理することで、集計・統計による問題点の抽出ができるようになってきています。使い方によっては大きな改善効果があると考えられます。


 養豚業界でも新しい設備やアプリが製品化されています。作業の効率化も大切ですが、新しいことに取り組み、楽しく管理することも大切だと思っています。

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JASVブログ第263回

みなさんこんにちは!()サミットベテリナリーサービスの渡部 佑悟です!


新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

昨年12月、アメリカカンザス州にて研修する機会を頂きましたので、今回は、簡単な報告とさせていただきたいと思います。

今回のアメリカ研修では豚の飼養方法などについては触れず、餌に関する基本事項や、最新の研究結果について学習しました。最近の研究結果として紹介されていたことは、肥育豚における飼料中リジンの影響が、品種によって異なるということです。そのため、飼料と品種、環境などを考慮した総合的なコントロールが必要ということを学びました。また、原料の栄養価に関しては、日本とアメリカではそれぞれ日本飼養標準、NRCという資料がありますが、原料に含まれる成分は厳密には産地によっても異なり、アメリカ産大豆は他国に比べて、エネルギーや含まれている総リジンの含量が高いことが特徴として挙げられていました。これは大豆の育成環境だけでなく、搾油工場での加工技術、その後の保管技術や輸送手段が大豆の品質を損なわないように調節されていることが理由だそうです。

アメリカの飼料形態は地域によって異なり、マッシュを選択するのは、原料が安く得られるアメリカ中西部の養豚場が多く、原料代が高いアメリカ南東部の養豚場では飼料効率を重視してペレットを選択する農家が多いと聞きました。ここにアメリカらしさを感じたのですが、アメリカの農業は費用対効果を厳密に計算しています。養豚農家はペレット加工にかかる費用増加分と、それによる効果を厳密に計算し、利益を増やせるように選択しています。栄養成分に関しても、飼料中のリジンやエネルギーなどの栄養価を増やすことが豚の要求率、増体重改善に役立つことが分かっていても、そこにかかる費用と効果(利益)を計算します。

このように、アメリカの農業の基本は費用対効果の厳密な計算の上に成り立っています。飼料についても養豚農家が栄養学を勉強して良く理解していました。日本では飼料についてはCP値とTDNと価格で議論する傾向がありますが、その中身までよく理解し、飼料会社と協力して同じ目線から議論できることが、双方にとって有益な関係を作る助けになると思います。私も、今回アメリカで学習したことを現場に活かしていきたいと思います。

最後に、今回のアメリカ研修でお世話になりましたアメリカ大豆協会の皆様に深く御礼申し上げます。


()サミットベテリナリーサービス

渡部 佑悟

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