JASVブログ第239回

皆さまこんにちは。

㈱バリューファーム・コンサルティングの大久保光晴です。

今年4月でついに4年目となりました。

おかげさまで、任される仕事も徐々に増えてきました。

今回は今弊社で取り組んでいるグループシステムへの組み換えについて、

書きたいと思います。

 

皆さまはすでにご存じかと思いますが、グループシステムとは

母豚の交配・分娩を集中させることで、比較的小規模の農場でも、

オールイン・オールアウト(特に肉豚舎)を可能にするシステムのことです。

これにはツーテン、スリーセブン、フォーファイブがあります。

ひと昔前は、例えばスリーセブンなら、通常離乳日に対して、

1週前の離乳は遅らせ、1週後の離乳は早めることをして、

無理やり交配をまとめていたため、とても母豚・子豚に負担が掛かり、

かなりたいへんだったとのことです。

(私はその苦労を知らず、今に至っていますが...

 

しかし、今は動物用医薬品を輸入すること(生物学的製剤は不可)が

許可され、海外で使用されている豚用経口黄体ホルモンが使用できる

ようになり、そのおかげで、この組み換えが非常に簡単になりました。

 

今、畜産を取り巻く環境が大きく変わろうとしていますが、

今後の養豚を勝ち抜くための武器として、私もグループシステムの普及に

貢献していきたいと思います。弊社クライアントでは、

1農場は166月前半でウィークリーからスリーセブンへの組み換えが終了し、もう1農場は166月からウィークリーからフォーファイブへの組み換えが開始します。

 

この取り組みは、JASV衛生セミナーでの弊社代表の呉の発表が、

JASV会報24号にも載っていますので、ご興味のある方は、是非ご入会され、ご覧になってみてください。

 

今後もさまざまな変化があると思いますが、その変化を楽しんで、

仕事に取り組みたいと思います。

 

 

JASVブログ第238回

皆様こんにちは。サミットベテリナリーサービスの石関紗代子です。

 

私は今年で養豚獣医歴10年目になりました。今回をもちまして、この“JASVブログ”を卒業しようと思います。

(もちろんお仕事は辞めませんよ~!)

 

思い返せば色々な出来事がありました。

11日がとても充実して新たな勉強に満ち溢れており、時間の流れが本当にあっという間でした。養豚場での研修に始まり、今に至るまで、色々な養豚場でコンサルティングのお仕事をさせていただいて、生産者の皆様と一緒に多くの経験を積むことができているおかげです。

その間、サーコウイルスの大きな被害とワクチンの劇的な効果を目の当たりにし、また口蹄疫、PEDなどの海外からの疾病の侵入も経験しました。一方で、PIG SIGNALSシリーズをはじめとした翻訳書や著書(共著)、各種記事を書かせていただいたり、新聞に特集していただいたり、大学院を修了したり、国際学会で賞をいただいたこともありました。そして何よりもありがたいことですが、日本中、世界中の多くの方と素敵な出会いがたくさんありました。

 

このような貴重な経験をたくさんできたことは、ひとえに日頃まわりで応援して下さる生産者、獣医師、関係者の皆様のおかげです。この場をお借りしてあらためて感謝をお伝えしたいと思います。本当にありがとうございました。

 

この10年目の年を一つの区切りとして、

さらにグローバルな視点を持ち科学的かつ結果につながるアドバイスのできる獣医師になれるよう、いつも応援して下さる日本の養豚生産者の皆様のおいしい国産豚肉の継続的な生産にご協力できるよう、今後も研鑽していきたいと思います。

これからもご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い致します!

 

次回のブログからは、昨年弊社に入社した後輩獣医師である数野由布子にバトンを渡したいと思います。JASVの若手獣医師と共に、暖かい応援をよろしくお願いいたします。

それでは、今まで応援して下さった皆様、どうもありがとうございました。今後ともJASVブログをよろしくお願い致します。

 

㈲サミットベテリナリーサービス

 

石関 紗代子


(豚舎でのお仕事中に)

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JASVブログ第237回

 ()あかばね動物クリニックの水上です。

 新年早々、周囲で怪我が多発しています。どんなものかというと、移動中に豚が勢いよく開いていた柵にぶつかり指を挟んだ、柵を足に落として骨にひびが入る、高く積まれた乾燥ベールから落ちたなど。今年は冬にもかかわらず温かな陽気が続いていましたが、急激に冬らしくなったため、体が慣れていなくて動かないことが多いようです。そんな私も朝起きたばかりの時間は、まるでロボットのようにカクカク動いています。

 寒くて体が思うように動かない時、皆さんはどうしますか?暑いシャワーを浴びる、外に出て朝日・冷気を浴びる、温かいドリンクを飲むなどいろいろあります。古くからの知り合いは「朝活」と称して、手の込んだ朝ごはんを作っているようですがまねできません。私はラジオ体操をします。「古臭い」「効果あるの?」という声も聞こえてきそうですが悪いものではありませんよ?

 確かにラジオ体操は古いです、なにせ旧ラジオ体操は1928年に、現行のラジオ体操は1951年に開始されたものです。これだけ長く愛され続けている文化はそれほど多くはありません。第一と第二があり、それぞれ315秒ほど、合わせても7分弱で手軽にできます。そのためか、体を動かす業種では朝礼時にラジオ体操を組み込むことが多いようですね。広い場所を必要としないので、どこでもできます、室内でもできます。簡単で覚えやすい動作なので誰でもできます。(皆さんも小学生の頃、朝6時に集まって皆でラジオ体操をしたことを覚えていませんか?その記憶だけでできます)。かといって小さな動きではなく全身を使います。皆でやると少し恥ずかしい気持ちになりますが、まじめにやれば競歩並みのエクササイズになります。

 幼いころから父は仕事に向かう前にラジオ体操していて、それを見て私は「ダサいなー」と思っていました。けれど今になって私がやっていることを考えると、世代を超えて愛されるラジオ体操ってすごいな…と思っています。

 

 なんにせよ、怪我をしては何もできなくなってしまいます。自分に合った「準備」をしてみてください。